ダイハツハイゼットカーゴに買い替えてみて驚いた5選

私が今まで乗っていたのもダイハツのハイゼットであったので使いやすさもあり、同じようにハイゼットにしようと決めていた。

 

商用車ということもあり、今までと同じ感覚で乗れるだろうとタカを括っていたのだが、実際に納車されてみてかなり変更点があったのでそれをお伝えしようと思いました。

 

やはり業務用で使う車であれば、荷室が大きいにこしたことはない。この2021年末に発表されたハイゼットは数ある軽バンの中で最も荷室が広く取られている。

 

現行で最も人気の高いエブリーを凌ぐ広さという事で注目されている車である。後部のドアを開ければ一目瞭然だがラインが四角くなっていて無駄な曲線がない。ほぼ箱型で四角いダンボールを沢山乗せる為に作られたような車のように感じた。

 

17年振りにモデルチェンジしたダイハツのハイゼットですが、全体的に丸みを排除した角ばった外観に変化しています。

 

モデルチェンジで変更点はいくつかありますが、一番の注目はCVTではないでしょうか?

走りに直結する部分なので私も一番気になっていた部分です。オートマ車でありがちな変速ショックがないということで期待をしていました。

 

実際に乗ってみてCVTはどうだったか?

坂道を上がって行くときにギアが切り替わる時にギシシャクするのがオートマ特有の挙動ですが、これが結構ストレスを感じるんですよね。

CVTはそのストレスが一切ないです。変速がないので一気に駆け上がる事が出来るので特に馬力のない軽自動車にはありがたいです。

 

エアコン&坂道におけるCVTの挙動

 

荷物を載せてない、または多少の荷物(100kg以内)の場合、助手席に人をのせても100kg以下であれば
それほど挙動に差はないと思いました。個人的に体感ではありますが。

 

あともう一つの注目の変更点がある

商用車初のCVTを採用されたことにある。CVTのメリットといえば加速が以前のモデルより良い。

 

前モデルをCVTに乗り換えた方のレビューでは前モデルではターボだったという事でしたが加速がターボより良かったという意見がありました。私は以前もノンターボでしたので比較は出来ませんが、確かに40キロ位までスムーズに加速するのは体感しています。

 

以前のモデルではどうしても速度が40キロに達するまでに時間がかかりましたがCVTではストレスなく加速します。感覚的には以前のハイゼットがシングルカムでCVTがツインカム。体感ではそれくらいの差は感じました。

 

商用車ではノンターボの場合、荷物をある程度乗っけて坂道になるとガンガン後続車に抜かされます。商用車あるあるですが、なかなかのストレスを感じるものです。

それがかなり軽減された乗り心地は快適でした。

 

実際に宅配や配送がメインに使う為に作られたような車で、黒ナンバーで使われる事が多いと予想される。しかし、発表から半年以上経った今でもそれほど見かけないのが現状だ。なぜなのか?

 

商用車では初めてCVTが採用されたが実際どうなのか?

 

 

乗用車ではCVT車は少なくないが業務用車には向いてないというのが車に詳しい方の意見が多かった。

 

乗用車と商用車では車の使い方がまったく違うからだ。まず、乗用車では1年に1万キロ走れば走ってる方だろう。通勤の往復と休みの日にどっか出かける位だからだ。

 

一方、配達業ともなると、毎日朝から晩まで走り回り少なくとも2、3万キロ、スポットや長距離になると年間5万〜10万キロがザラである。新車で購入しても4年も経てば30万キロ走る業界もある。

 

これだけ過酷な使い方をすれば車体やエンジンだけでなく当然CVTの劣化も半端ではない。特に長距離で高速を日常的に乗る業種はCVTではもたないというのが大方の意見であったからだ。

 

配送業務に携わる者にとってアシスト機能は微妙です。なぜならば始動までにタイムラグがあるからです。このタイムラグが乗り降りの激しい仕事の場合邪魔でしかないと感じました。バッテリーの消耗と周辺部品の摩耗とか大丈夫かな?と思いました。

 

一応アシストをオフにすることはできるんですけど、エンジンを一旦切るとアシストが効いた状態になります。オートライト機能も正直いらないです。ある一定の暗さになると自動的にヘッドライトが点灯するのですが、そのくらいの作業自分でやらないと早めにボケるわい。ひねるだけですからね。

 

なんか文句のほうが多くなってしまったが、余計な機能がついているだけで全体的には気に入っている。

 

上り坂とエアコンONにおける軽自動車の鬼門

 

上り坂だけでも苦しいのにエアコンをつけると軽自動車のパワー不足を露呈します。ガンガン後続車に抜かされますしストレスを感じます。だから上り坂の時には暑いのを我慢してエアコンを切った経験はあると思います。更に荷を結構積んでたりすると見るも無惨です。

 

CVTはそのストレスをかなり軽減してくれます。もちろん馬力がアップしたわけではないので重量物&エアコン&上り坂(軽自動車の三重苦)ではそれなりの走りになりますが、それでもCVTの威力は感じられます。

 

特に速度40kmまでのスムーズさはCVTならではの加速です。スーッと自然に加速する感じは乗ってて気持ちが良いです。

 

ハイゼット特有のエンジンのうるささは改善されたのか?

 

CVTは前モデルに比べて静かだと思います。加速していくとCVT特有の小さめの金属音(キーン)というような音が聞こえますが前に比べたら静かになっています。

 

他の方のレビューのコメント欄にこの金属音が気になるという方もいるみたいなので、人の感じ方は個人差がありますので実際に乗ってみて判断されたほうが良いと思います。

 

私の場合、13年落ちのハイゼットで20万キロオーバーからの乗り換えなのであらゆる箇所がヘタってるのは間違いなく比較にならないと思いますが、エアコンがほぼ効かない、運転席側のパワーウィンドウが壊れてるなどの状態から未使用車ですので、全てが良く感じてしまうのは当然といえば当然。

 

更にタイミングベルト最終バージョンであった事から、チェーン式の方が良いなあと思っていました。買い替える1年前にタイミングベルトが切れてしまい取り替えましたので、それだけを考えると無駄な出費と考えることもありますし、買い替えのタイミングが難しいです。

 

13年の月日は技術の進歩でもあり、オートライト機能、ハイブリッド機能、自動ブレーキシステムなど下から2番目のグレードでも標準装備されているではないですか。加えてATからCVTに変更があり露呈されていたパワー不足も解消されているという。

 

 

 

ハイゼットは事業用に特化された車である

まず荷室がかなり広くなった事はぱっと見でも分かります。積みきらない2、3個の荷物が響いてくるのは宅配経験者なら経験してると思います

荷室にしても、ノーマルだとボルトのような突起物がモデルチェンジ前はありましたが、可能な限り平らになっていることがわかります。

 

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