お金がなくて備蓄が出来ない解消法(考え方編)

 

お悩み相談でお金がないのですが、備蓄の必要性を感じていて、出来れば備蓄したいけど出来ないといった事もあるかと思います。

 

色々な状況があると思います。ただ、誤解のないように言いますと、お金に余裕がなくても備蓄は出来ます。つまり、備蓄をしている人の多くは金銭的に余裕があるわけではないのです

 

これは、勘違いしている人もいる部分なので言っておきますが、意識が違うのです。

 

もっと分かりやすく言えば、生きていく優先順位が違います。来たる災害に向けて困らないように何かを犠牲にして備蓄をしています。

 

命がなければいくらお金ががあっても意味がありません。食べ物がない事がいかに大変なことか。。

それをリアルに想像出来る人が備蓄をする傾向にあります。

 

ほとんどの日本人はそういった事を経験したことがないです。経験がないからこそリアルに想像出来ないのです。それは仕方がないかもしれません。

 

ただ、その想像力の欠如が命に関わるとしたらどうでしょう?

 

もちろん勘が鋭い人かもしれませんし、心配性な人であるかもしれません。現在世界では二極化が進んでいます。

 

気付く人と気付かない人の差が激しく、まったく考え方が違う傾向にあります。そしてそれがどんどん広がっています。

 

特に早くから備蓄をしている人は全体の1%も満たない割合から、変わり者のように見られています。諸外国では日本よりも備蓄に対する意識は比較的に高めです。

 

日本は周りに合わせる文化がありますので、ちょっと人と違った感性や意識があると変なイメージを持つ人が多いのも事実です。

 

しかし、ちょっと長い目で見ればどちらが正しいなんて分かりませんし、多数派が正解なんて事もありません。

 

 

多くの人が気付かないこともリアルに感じることが出来るからこそ備蓄するのです。

 

確かに起こるかわからないことのためにお金を掛けて備蓄をするより、デーンと構えてどこ吹く風を決め込んた人の方がカッコよく見えます。

 

それは今までであればそれで良かったかもしれません。私だってそうありたいです。

 

現に今まで先を心配して貯蓄に走ったり、備蓄をしたことなど人生で一度もありません。どちらかというと先の事など気にした事はありませんし、そのほうが自分らしいとまで思ってました。

 

しかし、現在はどうでしょう?

 

何かおかしい。特に2020辺りから。。そう感じてる人も多いでしょう。

 

2019年以前からおかしかったかもしれませんが、明らかに世界がうねりをあげて1つの方向に向かっています。

 

世の中は破壊に向かっています。

 

破壊といえばネガティブなイメージがありますが、破壊の後には必ず創造の世界に繋がっていきます。

 

そういうとスピリチュアルな話に思うかもしれませんが、実際に多くの時間を掛けて破壊と創造を繰り返してきた歴史があります。

 

我々はそういう分岐点にきているのかもしれません。つまり一つの文明の終わりに近づいてるわけです。

 

話を戻しますが、今までと同じ感覚で生きていたら、生き延びられない時期が迫っています。

 

今まではそれでも良かったかもしれませんが、これからは通用しないということを、まず理解する必要があります。

 

備蓄をする前に情報の収集と意識の改革が必要です

 

 

 

お金がないのを理由にして備蓄を現在していないのが、これから起こることが分かっていない。ぼんやりしているから備蓄をしていないのです。

 

何となく備蓄を促す人が増えたから。。とか、災害が迫っているから。。という理由では薄過ぎます。他の人の沢山備蓄している画像や映像などに目を奪われがちですが、その人が備蓄をしている理由を知る事が最も重要です。

 

大量備蓄している人はそれなりの明確な理由があります。ただ何となく大量に備蓄するという人は非常に少ないです。

 

他の人のブログやユーチューブなどを見ていくと備蓄の理由はこれが多い

 

・昆虫食を食べたくないから
・火山噴火に備えて
・食料危機に備えて
・南海トラフ地震など巨大地震に備えて
・インフレに備えて
・度重なる物価高に備えて
・備蓄を促してる人が増えたから
・友人が備蓄を始めたから

もちろん、備蓄をしろとは言いません。今までと同じで良いというならばそれでも良いです。

 

その代わり自分の判断でそうするなら自分で責任を持たなければいけないということです。

 

いざとなった時に人のせいにしたり、人にすがったり、人に迷惑を掛けたりしてはいけません。そういった事をすべて含めて自己責任です。

 

ギブアンドテイクの意味がわからない人は話になりません

 

はっきり言って、究極の状況になった場合、人はあてになりません。なぜなら、いちど究極な状態になったら簡単には元の状態に戻りません。少なくとも数年続きます。

 

備蓄している人は計画的にしている場合がほとんどです。

先行き不安な情勢を見据え長期の備蓄をしている人も、他人に与える備蓄を考えてはいません。あったとしても物々交換用です。

ギブアンドテイクならば良い関係が築けるかもしれませんが、ギブギブギブでは話になりません。

 

備蓄をしている人も困った時には助けてもらいたいのです。なぜなら完璧な備蓄をする人などほとんどいないからです。備蓄生活をしてるうちにアレがないコレがないと。。多い備蓄と少ない備蓄の偏りが出てきます。

 

さぁ、困りました。。

 

そんな時に物々交換が出来るのです。お互いに足りないものを補うような関係です。

 

勘違いしている人もいるかもしれませんが、助けられるのは家族までです。それくらいの覚悟で備蓄しているのです。

 

ですので、いざとなったら他人に面倒見てもらおうとか、すがろうなんて考えているとしたら、とんだ見当違いです。

 

あの人とは仲が良いし、きっと助けてくれる。

 

残念ながら他人は助けてくれません。

 

いや、国や自治体が助けてくれるはず

 

助けてくれません。あったとしても最初の一ヶ月程度でしょう。

 

どこに行っても普通に断られてしまうでしょう。物がない状態で他人に恵んでもらおうと思っているとしたら、考えを改めたほうが良いです。

 

逆に言えば、そんな行為をしたくないから備蓄をしているのです。

 

色んな人が警鐘を鳴らしていたのを無視したのは自分

 

いざと言うときに人を当てにする人に限って、必要な準備を一切せず、突き返された時に

「そんなに冷たい奴だと思わなかった」

 

とかよくわからない自分の都合の良い捨てゼリフを吐く人がいますが、相手にする必要はないです。

 

物が溢れている状態であれば頼まれれば譲ってくれるかもしれません。しかし、極限状態で譲ってはくれません。なぜなら少し譲ったら自分や家族を飢え死にさせてしまうからです

 

誰かに譲れば必ず誰かの耳に伝わります。みんな食べるものを欲してるわけですから、気が付くと訪問者で溢れかえります。

 

備蓄を他の人に分けていたら家族は生き延びることはできません

 

「あの人には譲ったのに私には譲ってくれない」

 

といった状態で断りづらくなります。

 

情にほだされて少しでも譲ってしまうと一年の備蓄が半年になり、半年の備蓄があっという間に底を尽きます。

 

これでは何のために備蓄をしたのか分からなくなってしまいます。

 

これは極限状態における人間の心理であり、歴史にも記されています。

 

備蓄をしている人は。この話を知ってる人も多いでしょう。

 

備蓄をする際にはこのあたりも頭に入れておいたほうが良いです。

 

お互いに足りないモノを補う物々交換ならありでしょう。

 

例えば、ウチは缶詰が沢山あるけど米が少ないといった場合に、米の備蓄は多いけどおかずが少ない人という状況の場合、お互いにメリットがあるので物物交換が成立します。

 

これからインフレが加速した時にはお金の価値が爆下がりします。お金に魅力がなくなっていきます。それよりも直接お腹を満たしてくれる缶詰や米のほうが価値は上がります

 

ハイパーインフレになればお金は紙くず同然になります。まして、お金は食べることも出来ないのでゴミになります。

 

そこまでインフレが加速するかはわかりませんが、各地で紛争があっちこっで起こると、かなりマズい状況になりますので覚悟をしておいた方が良いでしょう。

 

今すぐに起きるとは言いませんが、ゆっくりと確実に大きな力でそういう方向に進んでいるのは間違いありません。

 

災害など起きなかったら大量の備蓄はどうすれば良い?

 

起きなかった事に感謝して美味しく頂きましょう。

 

よく無駄になってしまうのが嫌で備蓄をしないという人がいますが、災害などない方が良いに決まってます。災害が起こった時、飢え死にしないように備蓄するわけなので考え方が本末転倒にならないようにしましょう。

 

ちなみに食料備蓄が賞味期限を迎えてしまって、大量に処分したという人がいますが、無駄にならないように計画的に購入する必要があります。

 

ちなみに備蓄品が缶詰の場合は賞味期限が過ぎたからといって処分するのはもったいないです。

 

しかし、缶詰以外の食料備蓄は賞味期限が来る前に食べきらないといけません。ですので計画的な備蓄が必要になります。

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