備蓄はどれくらい必要なのか?

    • 現在進行形で備蓄している方、またこれから備蓄を考えている人にとってどれくらいの量が必要なのか迷うところだと思います。今回は食料備蓄に絞って解説していこうと思います。備蓄に必要なのはまず、
    • 1、備蓄するスペース
      2、何を備蓄するのか
    • 1、スペースをまず考える必要があります。
      保管場所は重要でいくら備蓄品を買い込んでも保管する場所がなければどうしようもないです。通路や下駄箱、トイレに積み上げるわけいかないですからね(-_-;)
    • 2、何を備蓄するか考える際に最も重要なのは賞味期限の長い、日持ちのする食品を中心に備蓄していくという最も効率的な方法です。
    • あと、食品は好き嫌いがあります。いくら災害時の備蓄品とはいっても毎日毎日苦手なものばっかりでは気が滅入ってきますので、好きなものも(テンションが上がる)ものを入れておくのも良いでしょう。災害時にはどうしても気持ちが沈みストレスがたまりやすいです。
    • 特にお子様のいる家庭ではたまに家族が好きなものをいくつか入れておくだけでもストレスは軽減されるでしょう。
    • 保存が効くからといって、魚が嫌いなのにサバ缶やイワシ缶ばっかりでは苦痛です。出来る限り栄養価と無理しないで食べられるものを選びましょう。
    • あと、長く備蓄品を消化しなくてはならない災害などの場合、野菜が摂取しにくいのでビタミン不足になりやすいです。その場合、サプリメントで補うのもありです。サプリメントは意外に長期保存可能です。
    • 保存が効く食材と言うことと、腹持ちが良い食材、なにより資金も大事になってきます。備蓄を溜め込むのは予想以上にお金が出ていきます。保存食というのは基本的に高いです。
    • 普段の食費に先回りして買い込むわけですから無理はしないようにしましょう。カードで備蓄しすぎて首が回らなくなったなんてシャレにもならないですからね。
    • ですので、
    • 資金の次に備蓄品をどれくらいの量にするのかノートに書き出して計画的に少しずつ揃えていくというのが理想的です。
    • 賞味期限もしっかりチェックしながら仕入れしましょう。日持ちする食品を中心に備蓄品を増やしていくのが基本です。パッケージや入れ物によって賞味期限が前後しますが、基本的におおよそ決まっています。

 

 

 

 

  • カップラーメンなど~約半年
    瓶詰めのおかず 約1年~2年
    パック詰めのレトルト食品1年~2年
    うどんや素麺 1年~2年
    パスタ 約3年
    切り餅 約1年~2年
    缶詰め 約2年~3年
    アルファ化米 約5年
    お米のパック(サトウのごはんなど)約1年
    普通のお米 約半年(保存方法による)
    • 以上が基本的に保存が効く代表的なものになりますが、保管場所や保存状態によって前後しますので頭に入れながら備蓄品を増やしていきましょう。

缶詰めは基本的に長持ちする

  • 缶詰めは備蓄品の代表的な選手です。ほとんど3年程度の賞味期限ですが、10年経っても普通に美味しかったなんて話もありますので、賞味期限はあくまでも目安として考えても良いと思います。※あくまでも個人の責任でお願いします。
    • ただし、缶に腐食が見られたり、小さな穴が空いていたり、錆びていた場合は間違いなく中身が腐っているので捨てた方が良いです。空気が入ると一気に悪くなります。フタを開けたら早めに食べましょう。
  • ですので、長期間保存できる食品でも1年に1回程度保存状態をチェックしていくと安全です。普通のお米は3ヵ月程度で悪くなってしまいます。虫がついたり、匂いもカビ臭くなったりして、精米するとあまり日持ちしません。真空パックで冷蔵庫に保管すると半年から1年程度持つと言われています。
  • アルファ化米は基本買ってから5年持ちますので備蓄には最適です
    しかも、お湯や水を注げばお米が食べられるので電気やガスが使えなくても簡単に美味しいお米が食べられる優れものです。ただし、長期間の備蓄品として沢山揃えるとなるとかなり高額になる事を頭に入れておきましょう。
    • あなたはどれくらいの災害や危機に備えて備蓄してますか?

    • その日暮らしを徹底されている方も全体の3分の1程いらっしゃいます。近所のコンビニを冷蔵庫代わりにという、ある意味気持ちの良い、そしてすがすがしい考えの持ち主です。お腹が空いたら買いにいくという実に分かりやすい生き方を貫いてらっしゃる。あまりの危機感の無さにカッコ良よさすら感じてしまうのは私だけでしょうか。
  • 3日分の備蓄はしているよ。という人は短期の災害のみを想定していますね。大きめの冷蔵庫をお持ちなら3日分位自然と備蓄している状態になっているのかもしれません。政府や自治体の支援を頭に入れながら巨大地震や富士山噴火という災害ならばライフラインが復旧すれば物流は元に戻り日常に戻れる想定の備蓄方法です。
  • 1週間分の備蓄をしている人はそれなりに危機感を感じていて、来たる日に備えて備蓄している人です。農林水産省が推奨している1週間分の食料備蓄です。政府と自治体の支援を待ちながら備蓄品を使っていくハイブリッド式の備蓄方法です。
  • 1ヵ月以上の備蓄をしているよ。という人はかなり危機感を持ってる人でないとしない量になります。1ヵ月となると独り暮らしであっても水だけでも60㍑にもなりますし。食料品をふくめるとかなり場所を取ります。
  • 1年以上の備蓄というと一部屋まるまる備蓄品で埋め尽くされるような場所がないと無理です。また、場所だけでなく資金も掛かるのである程度貯蓄がないと難しいです。日持ちのする食料品は結構お金が掛かるものです。
    • 備蓄をするのにお勧めの方法は

    • それはローリングストックです。日持ちの良い食品を最後に持っていき、賞味期限が短いものから使っていき、無くなったら補充していく。その方法をひたすら繰り返していくというやり方です。

 

ローリングストック備蓄はメリットが大きい

 

日頃から備蓄品を消費していくことでどの程度が1ヵ月に適切な量かも把握出来ます。どれほど必要なのか体験を通して分かりますし足りなかったら増やし多かったら減らせば良いだけですので。

 

また、備蓄品は初めて食べるものもありますので、口に合わないものはどんどん排除していけば良いのでいざ備蓄が必要になった時に無駄にする事がなくなります。

 

必要な備蓄の目安量に届かなかったり多すぎたりすると賞味期限が切れたものばかりになってしまっては元も子もありません。賞味期限の管理や適切な量という視点からもローリングストックはお勧めです。

 

なかには3年とか5年分備蓄している備蓄マイスターもいます。相当な危機意識を持ち計画性を持って備蓄されている方々がいます。ここまで備蓄するには相当な資金が掛かりますし、保管場所が広くないと不可能です。素晴らしいです。こういう人が生き残れるのかも知れないです。

 

備蓄に関心のない人は備蓄をしている人を

 

「心配性」

  • 「何かしらの精神的な病」

 

のように思うかもしれませんが、それなりの根拠と考えがあって備蓄しているのです。社会情勢もおかしな方向に進んでいると思いますし、今までと同じ考え方では生きていけないなと思うことが多くなってきました。

 

不思議なんですけど、それを感じる人とまったく感じない人がいるという事が確実にいるということです。

 

でも、どちらかというとテレビだけが情報源という人が多数派を占めているため、危機感を感じている人が変わってる人のように思えてしまう世の中です。

 

少しずつではありますが気付く人が増えてきているように感じますが、圧倒的に少ないです。

 

危機感を感じている人の杞憂であればいいのですが、危惧している人が頭がおかしかったり、単なる心配性なのでしょうか?

 

ですので二者の間では見ている世界や感じ方が違うので、同じ空間にいながら別の世界に生きているような感じを受けている人も多いでしょう。

 

巨大地震や火山噴火などは無いほうが良いに決まっています。無いように願っていますが。。

 

  • どう考えても食糧難の方向に向かっているしか思えないような流れを感じますし、むしろそのようにレールを敷いているように思うのですがいかがでしょうか?

 

  • 何も感じないのではなく、そういう暗い事は考えたくないんじゃないかと思います。現時点では何もない訳だから楽しいことだけを考えて生きたいと。

 

  • 楽しいことだけを考えて生きたいという気持ちは分かりますけどね

 

  • 現実に食糧難が迫っているわけだから、残る道は食料危機になってから慌てるしかない気がします。

 

  • 総評
  • 人によって住んでる場所も違いますし、実家が農家であったり、井戸があるということであれば、備蓄は少なくて済むかもしれません。一番備蓄が必要になるのは首都圏になるのではないかと思います。

 

  • 一番人口が密集していますので、物流がストップしてしまうとすぐに水や食料が不足してしまいます。さらに家賃も高く間取りも狭いです。そんな中、備蓄をしようと思うとなかなか大変です。

 

  • この辺りをどうクリアしていくのかが課題になります。実家が地方なら家族と協力しながら備蓄する方法もありますが、なかなか協力が得られない場合も現段階では多いのではないのかなと思います。
  • 今回は食糧難に備えての食料備蓄についてでしたが、備蓄品は食料品や水だけではありません。水や食料品は不足すれば命に関わるので優先順位は高いですね。無理せず計画的に備蓄していきたいものです。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP