食料備蓄をするには多少なりとも資金が必要です。かといってまとまった資金がなければ備蓄が出来ないかといえばそんなこともありません。
少ない金額で食料備蓄をする場合、工夫が必要になります。
まず、
スペースと資金です。
1週間程度の備蓄であればスペースをあまり気にする必要はありませんが、長期備蓄になるとそこそこの保管場所が必要になりますので
何をどれ位備蓄するのか、したいのか各個人考えなくてはなりません。
それと、長期の備蓄は資金も結構かかります。
かといって、借金してまで備蓄はしないほうが良いでしょう。
長期の備蓄は思った以上にお金も労力もかかります
備蓄の量を考える場合、備蓄を使わなかった時にどうするかも考えておいたほうが良いです。何もなかった場合でも無駄なく処理できれば一番良いからです。
ですので、普段食べ慣れていて全然毎日でもイケるような食材がベターです。
でも、備蓄を使う機会がなかったという事はつまり、何も起きなかったという事。それは喜ばしいことですので、感謝しつつ備蓄を消費していけば良いだけです。
これは、人それぞれの考え方次第ですが、例え無駄になったにしても関係ない。この難局を乗り越えさえすればそれで良い。という人もいますし、無駄になる可能性があるなら備蓄をしたくない、という人もいます。
それぞれの価値観で生きてるのでそれを強制出来ませんし、各個人考えれば良いことです。
少額備蓄の場合、何とかなりそうな可能性のあるものは切り捨てる必要があります。
命を守る備蓄とは何なのかじっくり考えましょう
水は一番大事ですが、水道水でやっていく事を前提に考えていきます。スペースに余裕があるならば水の備蓄も考えたほうが良いです。なぜなら、水道が何かしらの理由で出なくなった場合、他の水源を利用するしかなくなります。
そういった事態になると、あっという間にペットボトルの水が店頭から消えます。今まであれだけあったペットボトルの水が嘘のように消えます。本当にあっという間です。
それも加味すると、2リットルの水が1ケース(6本入)で12リットルを4ケース位であればクローゼットにも入りますし、保管場所は1角で済みます。
飲み水が無くなるのは即命に関わる重大な問題です。3日水を飲まなかった場合は水分不足で生きていく事は出来ません。
ですので、命に影響が大きく関わる水や食料を第一に考える事が重要です。
もちろん、生きていくためには他にも必要なものはありますが、少資金小スペースで考えるならば優先順位はおのずと決まります。
このような理由から他のことはどうにかなるという考え方で取捨選択する他ないです。
現時点で缶詰もどんどん値上がりしてるので少資金で備蓄する場合、早目に行動したほうが良いと思います。
各スーパーを回ってると分かるのですが、店によって缶詰が高い安いに差があります。A店はB店の倍近く高い場合もありますし、他のものはA店の方が安いなんて普通にあります。また、期間限定で安くしてるところもありますので、くまなくチェックすることをおすすめします。
ちょっと前はどこの店も100円程度の缶詰がゴロゴロあったのですが、今はなかなか見つけるのが難しいです。
最低でも150円(税込)位が増えてきました。安い缶詰だけ集めるにしても、今は1個150円で計算していく方が現在では誤差がないかもしれません。
缶詰はいずれ絶滅危惧種になるでしょう
アルミ不足が懸念されてますので、今年中にもっと上がりますし、私が回っている20km圏内30店舗程度の状態ではほとんどの店舗で缶詰の棚の縮小が如実になってきています。
特に魚の缶詰が明らかに減っています。今までは魚の缶詰の場所にシーチキンや瓶詰め商品が置かれてる所が増えています。また、店によっては棚が3箇所位空のままそのままの状態のところもありました。
また、イカの缶詰はいきなり500円程度まで上がっている店もあるので、巷で言われてる缶詰が高級品になる日は近いかもしれません。
今の段階ではサバやイワシ類であれば150円程度で沢山ありますので備蓄を考えている人は買っておいた方が良いと思います。
危機意識がありながらもまだ備蓄をしていない人もいると思いますが、まずは備蓄目標を決めて計算してみましょう。
とはいっても10個や20個ではさすがにダメです。最低でも100個以上は備蓄したほうが良いです。
紛○の火種は至るところにありますし、インフレも加速しています。加えて巨大地震や火山噴火も近いうち起こると言われています。
このような混乱は
「今年一杯ではい、終わり」
とは、絶対になりません。
中途半端では絶対に終わらないことを理解しましょう。
色んな国が破壊しつくされてようやく終わるのです。
だから、混乱は1年2年では終わりません。4、5年は掛かるでしょう。
混乱が治まる手前一年位が一番ひどい状況になります。食料危機や紛○、巨大地震、火山噴火などが複合的に起きる可能性があります。
備蓄してる人は、今とは状況が異なりひどい状態になった時に備えて、食料備蓄をしています。
サンマは備蓄候補から除外しても問題ない
サンマは現在80gか90gの缶詰でさえ、税込300円がザラですので私もほとんどスルーしています。さすがに高すぎます。
仮に300個の缶詰を備蓄しようと思ったら150円なら4万5千円で済みますが、
300円なら9万円も掛かってしまいます。
少資金で大量に備蓄するなら1個の値段は重要です。
今のところ一番安い缶詰のザバやイワシの缶詰も、いずれはサンマのように値上がりする可能性は高いと思います。
場合によっては500円とかそれ以上になると思います。モノがなくなると需要と供給で価格は爆上がりするものです。
我々にとって重要なのは人為的であっても自然発生的であっても食品の値段が高騰するのは間違いないと言うことです。この現実を把握する事が大事になってくるのではないかと思います。
少資金で備蓄をする場合、ある程度の目安として簡単に分けると目標に対してどれだけ必要かざっくりでも良いので把握しましょう。
リーズナブルである程度保存が効く食材となると大体相場は決まってます。
※缶詰
※パスタ
※餅
※素麺
保存食はアルファ化米など他にもありますが、どうしても一食辺りの値段が高くなるので、少資金で備蓄をする前提で考えると難しいので今回は外します。アルファ化米や長期保存を謳っている保存食は基本的に高いです。あれば有り難いですけどね。。
缶詰や切り餅、パスタ、素麺など比較的安価で大量備蓄に向いているので候補になります。
まず、パスタですが基本的に長期保存に向いていて、大体3年程度保存出来ます。
しかし、それに和えるソースは半年から1年程度が賞味期限というものがほとんどですので注意しましょう。和えるものを含めて総合的に考えながら備蓄しましょう。
餅とは、備蓄に向いてるのはスーパーなどでよく見かける切り餅の事です。
餅はかなり有力な食料備蓄といえます。切り餅は安価で入手できますし、腹持ちも良いです。大体2年位は保存出来ます。水がなくても焼くだけで食べれるので備蓄のレパートリーには加えたい食材です。
素麺になりますが、意外と長持ちします。ただし、素麺に限っては商品によって賞味期限がバラバラです。3年近く保存出来るものもありますが、1年が賞味期限のものもあるので購入時には必ず賞味期限を確認してから買うようにしましょう。
最後に缶詰ですが、基本的に3年保存出来るのが普通です。缶詰が優れている点は5年でも10年後でも食べられると言われています。これに関してはサバイバル系のサイトだったり、プレッパーさんは知っていると思います。ただし、サビや膨張などの破損があった場合、間違いなく腐ってますので捨てましょう。
缶詰自体が傷んでなければ問題なく食べれます。味も遜色なく食べれます。ですのであまり賞味期限にこだわり過ぎるのは缶詰だけはしなくても良いと思います。
37年前の缶詰を開けて食べてる動画がありましたが、美味しそうに食べてました。さすがに37年前の缶詰を食べるのは勇気がいりますが、、
ですので、保管場所が重要になります。出来るだけ暗所でサビなどが発生しにくい湿気の少ない場所であれば大丈夫でしょう。
ただし、果物の缶詰の場合、果物の酸が腐食の原因になりやすいとおっしゃってる方もいるので、早目に食べてしまったほうが良いでしょう。無駄を防ぐには半年程度に1回位缶詰の状態を確認したほうが良いでしょう。
安くて日持ちのする食材はありそうでなかなかありません。
今回は長期の備蓄(半年以上)をテーマにしましたが、これも凝りだすとキリがないところがありますので資金的にもかなり掛かってしまうのでざっくりで良いので半年なら半年、1年なら1年とラインを引いてそれを目標に備蓄を増やしていくのが理想です。
人それぞれ状況も違えば年齢も違う。食べ物の好みも違うし、少食の人もいれば大食漢の人もいます。1日2食の人もいれば3食でないとダメだ、という人もいます。
なので、これを備蓄すれば大丈夫という事はありません。
一番大事なのは命です。生き延びる事を考えれば水が一番重要です。その次に食料です。それと同じように体温を維持する暖が必要になります。
食材はある程度、長期備蓄が可能なものなら好みで揃えれば良いと思います。
ただし、保存食と言われているカップラーメンでも3ヶ月しか持ちませんし、レンチンご飯も半年程度しか持ちません。ですので短期の備蓄に向いていても長期の備蓄には向きません。
エゼキエル書では390日以上の備蓄をしなさいという有名な予言があります。それがそのとおりになるかどうかは誰にも分かりませんが、世の中の流れが予言通りに動いています。
そんなの当たるわけないと思う人もいるかと思いますが、あまりにも符合する点が多いです。予言書に書かれているものは、次元の違う者が未来をザッと見てきて予言していると唱える人もいます。
世の中の流れというのは、我々は予測が付きませんが、選ばれた人がそういった能力があるのかもしれません。
天才と呼ばれる科学者や物理学者でも解き明かせない何かがある可能性はあると思います。
その予言の中にある食料危機は我々にとって重要です。しかし、私達が現実に出来る事を考えると今、世界で起きてる事象や流れ日本の食料に関する対応などから予測するしかありません。
食料危機が起きる前提で考えてみた場合
もちろん、食料危機が起きない方が良いに決まってます。しかし、起きてからではどうにもならない状況になることが予想されます。
私達に出来ることは、最悪を想定して準備だけはしておくという事が重要です。
準備した上で今まで通りに生活を楽しめば良い訳です。悲観してもどうにもなりません。これから起こる事に対し、その都度対応していく必要があります。
各地で紛争が起きてもおかしくない状況を踏まえると食料危機はほぼ間違いなく起きると考えてます。もちろん起きない方が良いに決まってますが、残念ながら来ると思います。
遅くなればなるほど高くなるのは分かっているので、後になればなるほど人よりも高く買わなくてはならなくなります。
周りの人が備蓄をはじめる頃は、はっきり言って遅すぎます。その頃には食料危機が始まっていて、メディアでバンバン報道をしているからです。このタイミングでは満足な備蓄量は確保出来ませんし、品数もかなり少なくなくなっているでしょう。また、価格も高騰しています。
しつこいですが、備蓄を検討してる人は早目に買っておく事をおすすめします。
また、大量備蓄する前にかならず1缶買って食べてみたほうが良いです。安いからといっていきなり大量買いすると失敗することがあります。
1個食べてみて「う〜ん」と思うような微妙な缶詰を大量に備蓄してもしょうがないですからね。
備蓄を消費しなくてはならないような社会情勢で、いい加減ストレス溜まってるのに、さらに開けた缶詰が激マズではさらにストレスが溜まってしまいます。
また、他人が美味しいと言っても味覚は人それぞれです。いちどは食べてみてから備蓄した方が良いです。
まぁ、状況が状況だけに生き延びられたらそれで良し!という考え方もありますけどね。
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