人に騙されない為に必要な3つ

よく騙される人がいます。それも不思議なほど何度も騙されます。

 

なぜ、このように騙されるかといえば人の本質を見誤っているという事になります。

 

もちろん、騙す方が悪い事は前提になりますけど、騙される方がまったく落ち度がないかというと、どうなんでしょうか

 

騙される方は、そこを真剣に考える必要があります。なぜなら、そこが分からない限り、また同じことを繰り返すからです。

 

まず、騙されない人と騙される人の違いはどこにあるのか考える必要があります。

なぜなのか?と。

 

ここを深く突き詰めれば、必ずその答えを出すことが出来るはずです。

 

騙されない人は人のどこを見て判断しているのか?

これが分かれば騙されないと思えるはずです。

 

騙されない人は、肩書や口先だけの話はまったく信用しません。そしてどこを見て信用をするのかといえばその人の行動です。

 

 

人を騙そうとする人はどこかしらに矛盾があります。例えば言ってることと行動が一致していなかったり、どっかしらにシッポを出しているものです。

 

それを見抜けるか見抜けないかの話になりますが、見ている部分がまったく違うのです。

 

・肩書だけで信用してないか
・欲が張りすぎてないか
・得ている情報が少なすぎる

肩書だけで判断すると、分からないものを「この人が言うならそうなんだろう」と丸投げしてしまう傾向にあります。

 

考えたり調べたりする事を拒否する思考になっていますので、相手からすれば、やりたい放題状態になります。非常に危険な思考です。

 

ステルスマーケティングはその典型です。その商品が良いのか分からないが、憧れる芸能人がおすすめすると

 

「あの人が勧めているから」

 

と購入してしまうのです。

 

心理的にはその商品が良いか悪いかなんてどうでも良いんですね。それよりも誰が勧めてるかが重要な訳です。

 

あの人と同じ商品を使って、少しでも近付きたい。あやかりたいといった気持ちもあるかもしれません。

 

肩書や有名人というだけで判断すると騙されやすい

 

 

この心理を利用して人気の芸能人やインフルエンサーに、メーカー側が目を付けるんです。一時期問題になっていたステルスマーケティングです。

 

大体、ステルスマーケティングは大手の有名メーカーではなく、聞いたことないような企業の商品の場合がほとんどです。それを自然な形でさりげなく紹介するといった流れです。

 

世の中に同じような商品があります。その沢山の種類の中から自社の商品を買ってもらうには、膨大な広告費や、良い商品という事を分かってもらわない限り売れません。聞いたこともない企業の商品が、売れるまで持っていくのは本当に大変です。

 

人気の芸能人やインフルエンサーを使うと、その大変な工程をすっ飛ばして一時的にでも売れるようになるからやめられない訳です。

 

宣伝する有名人も小遣い稼ぎになりますからつい乗っかってしまう構図です。

 

欲の皮が突っ張ると相手の思惑が見えづらくなります。欲が張っていると相手の思惑や矛盾がぼやけて見抜けません。

 

だから、あなたの欲に対してダイレクトにアプローチすることができます。騙す方としては楽に進める事が出来ます。

 

騙す方はあなたの隠された欲にアプローチしてきます

欲が張っていない状態であれば

 

「どうも、話がうますぎるな。」

とか

 

「なんか、説明にないデメリットがありそうだな」

 

など疑いの思考を張り巡らせる事が出来ます。

 

情報が少ないというのは、大きなハンディーキャップを背負ってる状態です。少なくとも相手の方があなたよりは情報を持っているので不利なわけです。

 

新しいビジネスや新商品などで騙される人が多いのはそういう理由があります。

 

どれだけ博識な人でも、そのビジネスや新商品に対しての知識はないのですから「何となく良さそう」とかいう抽象的な理由で購入してしまったりしがちです。

 

もちろん、新しいビジネスは最初に乗っかれば旨味が一番大きい事もあります

 

しかし、騙す方はその心理を突いてくるものです。そこに注意が必要です。

 

この辺りは非常に難しい判断になります。

 

相手の思惑を読まないと騙されます

 

 

結論を言えば、あなたが本当に必要なものかが、大事です。

 

他人がどれだけ成果を上げようが儲かろうが関係ありません。本質はそこにあることを忘れないようにしましょう。

 

しかし、よく考えてみれば他人に紹介してる時点で大したことないと思っておいたほうが良いです。

 

なぜなら、そんなにおいしい儲かる話が本当にあれば人に勧めずに

 

「自分でやる」

 

でしょう。

 

そうでないにしても、「仲間集めて会社経営」で利益を上げる事を考えるでしょう。

 

そうしないのは、その程度という事になります。

 

断り文句も同じです。

 

「そんなに儲かるなら自分でやれば」

 

と言えばよい。

 

中には滅多にないレアケースをみんな成功してるように説明する業もいますから、そんなものです。

 

このような儲け話を持ってきて、あなたの欲を揺さぶって儲けるビジネスなわけですから、そこを見抜く必要があります。

 

自分の欲を抑えて相手の思惑や欲を見抜かないと騙されます。

 

基本的においしい話を持ってくる時点で怪しいと思ったほうが良いです。それは話を持ってきた関係性によっても変わります。

 

親しい間柄ならば見ず知らずの人や企業より好条件の可能性は高くなるでしょう。誘ってくる人の仕事を取るスキルも関わってくるので、あくまでも可能性の話になりますが。

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