刺し身好きな人の大敵アニサキスはどんなものか?

度々テレビなんかでも取り上げられるアニサキスですが、生の魚に寄生する寄生虫です。

 

生の魚を食べる機会が多ければ多いほど確率論でアニキサスに掛かりやすいです。

 

これは寄生虫なので新鮮な魚だから大丈夫とかいうものでもないので、運次第ということになります。部位では内蔵に寄生しやすいです。

 

アニサキスが寄生しやすい生魚

・アジ
・サバ
・イカ
・ぶり
・サンマ
・いわし
・サーモン

 

など日常的に親しまれてる魚が多いです。これらの魚は酒のつまみとして人気が高いです。

 

醤油とワサビにつけてビール。それぞれの魚の旬は脂が乗っててめちゃくちゃ旨いですよね。そんな刺し身好きの人にはショックかも知れませんが、アニサキスは舐めてはいけません。

 

アニキサスにやられると腹痛や嘔吐といった食中毒に似た症状に苦しむ事になります。

 

アニサキス寄生虫にやられました

私も大の刺し身好きでしょっちゅう食べていましたが、ある日の夕方の時間帯にぶりの刺し身を食べたんですが。。

 

就寝中に突然お腹が痛くなりました。

 

「ん?なんだこの腹痛は?」

 

最初はそんな感じでした。

 

たまにお腹壊したりする私ですが、いつもとは明らかに違うように感じました。

 

いつもよりかなり上のお腹が痛かったのです。みぞおち辺が妙に痛かったです。

 

しかも、痛み方もなんか違う。

 

直感的になんかヤバいと感じたので色々調べました。

 

アニサキスは時間差で痛くなる

 

私の場合、ぶりの刺し身を食べたわけですが、食べてから痛くなったのが6時間とか7時間は経過していたと思います。

 

明らかに痛んでるものを食べて腹を壊すというたぐいの痛みではなく、経験がない痛みと気持ち悪さがありました。特に食べ物を見るだけで吐き気がするような感じです。

 

 

そして、お腹の痛みと表現していいのか分からないくらい、上の方の痛みです。場所的にはあばらのすぐ下辺り。胃の場所で言えば最上部にあたると思います。

 

刺し身が原因だとは初め思わなかったのですが、実際はアニサキスということでした。

 

アニサキス寄生虫は魚の内臓から胃の壁に移動し暴れるとの事で、内蔵から4時間以上かけて胃の壁に移動するのです。

 

刺し身は長年食べていましたが、このような痛みは初めてだったので、正直、妙な病気にかかったのかと思いました。

 

アニサキスは通常遅くとも10日程度で死んでしまうそうです。

 

しかし、10日も胃の中で暴れられたらたまったもんじゃありません。

 

品川庄司がロケで鮭イクラ丼を食した後、夜中に激痛が走り病院に運ばれた話は有名ですが、なんと8匹もアニサキスが見つかり、胃の壁を噛みまくっていたらしいです。

 

よって、胃の中は血だらけだったそうです。いやぁ〜8匹ですか(汗)

よっぽど痛かったでしょうね。

 

8匹のアニサキスが発見されるのは珍しいらしく、学会で発表されるレベルだったそうです。

 

病院では内視鏡で胃の中を見ながら寄生虫を取り出します。

 

アニサキスが取り出されたら痛みはなくなります

魚はしっかりと焼けばアニサキスは死滅するとの事ですので、私もこれに懲りて刺し身はしばらく止めようと思いました。

 

刺し身好きな人って多いですので、誰しもアニサキスを食べてしまう可能性はあります。

 

しっかりと魚を焼けば問題ないようですので、激痛を経験したくない人は焼いてから食べましょう。

 

因みに胃の中に入ってしまった「アニサキスを内視鏡を使って取り出す」という意外にも古典的な方法で取り除くという方法に驚かれた人が多いと思います。

 

今の医学を持ってすれば、副作用なしでアニサキスのみを死滅させるか排泄させるといった、飲み薬がありそうですが、実際にはそのような薬はないそうです。

 

ネットで検索すると熱いお茶を飲めばアニサキスが死滅するとか、「正露丸」が効くとか、駆虫薬でノーベル賞をもらった「イベルメクチン」が有効との情報がありますが真偽のほどは分かりません。

 

いずれにしても、一刻も早く病院で取り除く方が良いでしょうね。手術が必要だと抵抗がありますが、内視鏡で取り除いてもらえますので。

アニサキス寄生虫は有名ですので、名前は知っていたのですが、実際に自分が掛かるまでは正直、他人事だったです。いままで、ずっと刺し身は食べてきたんで。。週に1回は食べてたんじゃないですかね。。

 

これを経験してから刺し身コーナーを素通りするほどトラウマになってしまいました。刺し身は旨いですが、あのような激痛と吐き気は二度と味わいたくないです。

 

刺し身などを販売している店もアニサキスはかなり用心しているようで、切り口を多く刻んで寄生虫がいないか確認しながら捌いているそうです。

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